21世紀の現代社会の生きる我々は、携帯電話やコンピューターの発達で手軽にいつでも誰とでもコミュニケーションが取れるようになった反面、常にスマートフォンの通知に急かされ、そして疲弊するようになりました。また、ビジネスのスピードは20世紀と比較して格段に上がったこと、情報量が爆発的に増えたことも現代社会を生きる我々が常にストレスを抱え疲弊する原因ともなっています。
そこで休日や週末、たまにはあえて携帯電話を「おやすみモード」に設定して、通知や莫大な情報から解放されてみませんか?
あなたと丸一日連絡が取れなくなったとしても、大体の場合において問題はありません。別にあなたが社会にとって必要ではないなどという大げさな意味ではなく、丸一日連絡が取れない程度のことで、日常生活で致命的な問題が生じるはないということです。
それが休日や週末なら特に顕著です。
ワークタイムに同僚があなたと仕事に関する連絡が取れないことで問題が発生することはあるかもしれません。しかし例え仕事であったとしても、1日程度連絡が取れないことで致命的な問題が生じるとしたら、多くの場合においてそれは 連絡が取れないことが自体が問題ではなく、1日の猶予もないことの方が問題 なのです。
もちろん、ビジネスの性質などによって、一時的に数日間は常に連絡が取れる状態にいないとまずい場合もあるかもしれませんが、もしその状態が数週間にわたって続いているようであれば、即刻その状態を抜け出せるようになんらかの対処を行うべきです。
あなたのスマートフォンには毎日膨大な通知が届いていることでしょう。しかし丸一日全ての通知を放置してみてください。そして1日経った後に、丸一日分溜まった通知を見返してみましょう。それらの通知の90%以上が緊急を要しているものではないこと に気づくはずです。
もしそれらの通知のうち、もっと多くの割合(例えば95%以上)が緊急を要しているものでなかった場合、あなたは毎日それらの・・・極端に表現すれば「通知される必要のないもの」に時間や集中力を割かれていることとほぼ同義なのです。
日頃からスマートフォンへの通知は、通知が鳴った来た時でなく、あなたの時間が許すタイミングで、あなたの積極的な判断で確認できるように習慣づけるだけでも、だいぶあなたのストレスは緩和されるはずです。
iPhone をおやすみモードにすると(他のスマートフォンでも同様の機能があるはずです!)、通知はもちろん電話がかかってきたとしても、あなたのスマートフォンは鳴りません(設定によって一定の周期に複数回同じ発信先からかかってきた場合に鳴ることはありますが・・・)。ゆっくりと休みたいときは、ぜひこのおやすみモードを活用してみましょう。
そもそも携帯電話普及以前は、電話といえば家にあるものでした。そして外出しているときは電話から解放され、必要なメッセージは「留守番電話」に残されていたものです。
あなたがこれを実践するとき、あなただけでなく 周りの友人や同僚にもこの実践を共有することも非常に役に立ちます。
それは携帯電話普及以前は当然のことでしたが、「携帯電話を携帯していても連絡にはすぐに答えられないときだってある」ことを仲間の間での共通認識として浸透させることにも繋がるからです。
現代人が日々処理する情報量は爆発的に増え、もはや20世紀の比になりません。その効果として、ビジネスのスピードは格段に上がり、生産性も向上してきました。しかし常にアクセルを踏みっぱなしでは、あなたも心身ともに大きく疲弊してしまうでしょう。
スピードが上がった代わりに、ときには自分でブレーキをかけて「ゆっくりと過ごす時間」を持つことも、とても重要であることを忘れないようにしたいものです。
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