NikoNikoLog 開発の記録の連載も今回で8回目。前回までに大規模アップデートの開発作業がはじまった経緯やそのプロセスなどいろいろと書いてきました。そしてパブリックベータを公開する・・・なんてことを書いていたのですが、実は本日9月18日、めでたいことに(パブリックベータ版を公開することなく)ニコニコログの大規模アップデート・2019年秋、がリリースされました。
新しくなった NikoNikoLog には こちら からアクセスしていただけます。
さて、そんなわけでパブリックベータ公開しますって宣言しながら、それを公開しないまま正式公開をしてしまったわけですが、実はこの連載で触れていなかったことがありました。それは iPhone 版の開発と同時進行で、実は macOS 版の開発も行っていたことです。
詳細は後述しますが、今日のニコニコログのアップデートのリリースに合わせて、その macOS 版(専用アプリ)のβ版も同時に公開しました。
ダウンロード方法ですが、ニコニコログに Mac からログインいただくと画面左下にダウンロードのためのボタンが表示されると思います。そちらからダウンロードしてみてください。
iPhone 版は数日中にリリースします。その予定で AppStore の審査などなど進めています。そしてこれもこの連載では書いていなかったのですが・・・その iPhone 版は実は iPhone 専用版ではなく、iPad にも対応したユニバーサルアプリとしてリリースします。
Apple の Project Catalyst じゃないですが、実は TAppKit は水面下で同じコードベースからモバイル版とPC/タブレット版の両方をサポートできるように開発を続けていました。そしてその成果として、TAppKit を採用している NikoNikoLog は端末の種類に関係なく(少なくとも今までよりは)快適な UI でご利用いただけることと相成りました。
ちなみに現在、別の大規模アップデートとして開発を進めている 10Years のウェブ版も TAppKit を採用しているので、同じような流れになる・・・かもです。
次回の記事を世に出す頃にはきっと生まれ変わった iOS/iPadOS 版のニコニコログが世に出ているはず・・・と願いつつ、今回の記事はこの辺で。
最後にちょっとだけ。上の方でちょっとだけ書いた TAppKit のPC/タブレット版サポートの開発の話も今度しようと思ってます。
10Yearsは理想の姿を明確に描くためのサービスです。
10年先の将来を考えることで今なにをすべきか見えてきます。
さあ、10年後の自分に向けて10Yearsを始めてみましょう。
ニコニコログは毎日の気分の変化を記録するためのサービスです。
記録した気分の変化は、カレンダーで過去に遡って一覧できます(チームのカレンダーはもっと便利です!)
もし悲しい顔のアイコンが毎日続いていたら・・・生活を見直す時期なのかもしれませんよ!