記事タイトルの通り、アトトックとリモートワークに関することや働き方の話を1本の記事にまとめようと書いていたのですが、これもまた1本の記事のボリュームじゃ伝えきれないことが大量にあることに気づかされました。そんなわけでこの「アトトックとリモートワーク、そして働き方」の話も連載っぽく何度かに分けて書いてみたいと思います。
連載系の記事増えすぎだ・・・。
弊社は埼玉県戸田市に本社があります。そして長崎県佐世保市には長崎開発室もあります。それぞれの拠点にいるメンバーがまったく別々の仕事をしているかというと、実はそういうわけではありません。ひとつのプロジェクトに本社のメンバーと長崎開発室のメンバーの両方が参加している、なんてことは日常茶飯事です。
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本社にいるメンバーからしてみたら長崎開発室はリモート(遠隔)になりますが、逆に長崎開発室目線で見たら本社がリモートです。そしてその「誰がリモート?」をもっと複雑にするのは、社内のメンバーは本人が希望すればオフィス以外の場所で仕事をしていてもいいということ。もっと率直にいうと、たぶんメンバーの誰かがオフィス以外の場所で仕事をしていても、他のメンバーもそれ自体を気にすることがそもそもまったくない、ということです。
これだけ社内では誰がリモートなんだかわからない状態になっていても、それとオフィスが不要とがイコールとは考えていません。
どこで仕事をしていてもいい社内風土(あえてルールとはしていません)とは言えど、オフィスの方が仕事が捗ると感じるメンバーだってもちろんいます。また、クライアント様などに直接来社いただき打ち合わせなどをする時などにもオフィスは必要になります。
誰がどこでどのような仕事をしているのかがかなり自由な環境であるからこそ、メンバーの間での日常のコミュニケーションは非常に重要な課題です。1日1回、だいたい夕方に5分〜10分程度、全員をビデオ通話で繋いでのミーティングは欠かさないようにしています。
その場では各自が、今日はどのような課題に取り組んでいたのか、現在の進捗はどうか、問題点はないか、などを簡潔に述べるようにしています。
これは元々はソフトウェア開発における「スクラム」を意識してのものでしたが、現在ではスクラムの本来の定義でガチガチに縛られることはなく、社内における全体のコミュニケーションの場としても機能しています。
それでは今回の本題、「Slack がないと仕事になりません」の話を進めましょう。
上述したように毎日全員が参加してのコミュニケーションの場がありますが、実際に仕事を進めている中で相談が必要なことや各自が誰かに質問したいことなどは(これは業種に限らず)もちろんたくさん発生します。
緊急ではない報告などは基本的に Slack の当該プロジェクトのチャネルに書き込んでおきます。また、弊社ではコミュニケーションツールとしての Slack の他に、プロジェクト管理などのために Backlog も利用していますので、必要に応じて Backlog の「課題」として登録し、その課題のリンクを Slack のチャネルに貼ることで問題の共有も行なっています。
このような日常業務を行なっている中で、もちろん緊急度が高かったり、直接顔を突き合わせて話した方が早いこともたくさんあります。そんな時は「今からMTGいいですか?」などと声を掛け合い、そのままメンバー同士でビデオチャットで話します。
ひとたびビデオチャットをはじめてしまえば、画面の中に相手が映し出され、目の前にいるのとほぼ変わりなく会話ができます。また、Slack のビデオチャットはスタンダード以上の有料プランを契約 すれば画面共有もその場でできるため、特に弊社のような業種で実際に開発、制作しているものをそのまま相手の画面に映し出すことができるのは非常に便利です。
また、画面を共有しながら別の場所にいるメンバー同士でペアプログラミングを行うこともあります。特に最近は自分(サトウ)が自宅で仕事をしている時でも、本社オフィスにいるエンジニアのスニタとこのような形でペアプログラミングを行うことがよくあります。
数日前のこと、長崎開発室で出口と来崎の2名が仕事をしていた日のことです。
朝、自分と長崎開発室でビデオチャットを繋いでミーティングをしていました。その後自分は本社オフィスへ移動して仕事をしていたのですが、少しトラブルが発生してまた長崎開発室とビデオをつないで一緒に作業をしていました。その後、夜にも長崎と繋いで・・・。
この日は1日が終わった時、朝は自宅、昼過ぎからは本社にいたのにも関わらず、なんだか長崎開発室で仕事をしていた気分に錯覚してしまいました。
そんな日もあるのです。
次回は実際に自分(サトウ)のよくある日常を切り取って、弊社におけるリモートワークやその他の働き方などの話を書いてみようと思っています。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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