アトトックとリモートワーク、そして働き方の話 (3) - サトウの場合の働き方編

2019年10月15日 12:49更新

前回の記事では場所、時間、価値をキーワードに記事を書いてみました。どちらかというと、1週間っていう時間軸の中での行動事例が多かったのかな?そんなわけで、今回はある日をサンプルにして1日の過ごし方を書いてみようかと思います。

ちなみに上の画像は六本木のワークプレイスの喫煙所から自分で撮ったものですよ。

(この記事はアトトックラボからの転載です)

業務時間の話

弊社は営業時間が10時〜19時です。基本的にメンバーは皆、この時間の中で1時間程度の昼休憩やその他にも各自適当に休憩なども取りながら働く(+α多少残業があったらお願いします)のが基本スタイルです。フレックスタイム制などは特に導入していません。

自分の場合は9時前後くらいから仕事をしていることが多いです。これは8時過ぎに起きたら、そのまますぐに仕事の準備を始められるので、9時にはもうスイッチが入った状態・・・てなわけです。また、前日の夜、もしくはこの朝の時間を使って、その日にメンバーに伝えておくこと、相談したいことなどをまとめていたりもします。こうすると、10時にメンバーが(本社や長崎などで)揃った時にスムーズにその日の仕事に入ることができます。

ただし自分の場合は業務時間はフレキシブル

先述した通り、弊社の営業時間は10時〜19時です。ただし自分の場合は役員という性質上、特にこの時間に常に縛られているわけではありません。例えば優先すべき期限つきの仕事の締め切りの直前などは早朝〜深夜まで仕事をしている日がある一方、そのようなバタバタの前後にはメンバーに「少し休む」と了解をとった上で午前中で仕事を切り上げてしまって少し休む日もあります。

多少忙しいのはしょうがないとしても、過労で倒れてしまっては本末転倒です。自分にとっても会社にとっても全くメリットがありません。なのでそんな状況になるくらいなら、明らかに疲れが溜まっていたり、ちょっと体調が悪い時には、休養のために1日や2日くらいは休んでしまって万全の体調にした方が得策と自分は思っています。

標準的な一日 - CASE 自宅の日

終日、自宅で仕事をしている日の場合は、ほとんどの時間を制作や開発、アトトックラボの記事執筆やatotokの記事執筆、各種資料作成などの作業に使います。その中でチームのメンバーと直接話す必要があれば、すぐにSlackでビデオチャットを開始して相談などしていますし、他のメンバーから相談などがあった場合もすぐに10分程度でもビデオチャットを行ってしまうことが多いです。

関連記事:アトトックとリモートワーク、そして働き方の話 (1) - Slack がないと仕事になりません

終日自宅で仕事をしている日は一切移動時間が発生しないですし、次の予定が何時・・・みたいに時間に縛られることもほとんどないため、自分が持っている作業を進めるのに非常に適しています。そしてそれらの作業も横槍がほとんどないので非常に捗ります。

ちなみに、自宅で仕事をしている時は、時々肩に一緒に暮らしているオカメインコを乗せていることも多いです:-)

標準的な一日 - CASE オフィスの日

週に1日〜2日程度、本社オフィスに行く日もあります。前回の記事で「本社オフィスに行く日はコミュニケーションの日」と書いた通り、本社オフィスに行った時にはほとんどその場でなんらかの30分以上の時間が必要な作業をすることはありません。また、自分のデスクもありますが、デスクにいる時間も非常に少ないです。

デザインチームのミーティングは自分と松村のデスクが隣同士なのでデスクでしていることが多いですが、他のエンジニアのデスクを訪問して質問や相談に答えていたり、様々な来客があったり、ミーティングスペースで経営チームのミーティングをしていたり・・・とにかく本社オフィスに行く日は徹底的にコミュニケーションのために時間を使うようにしています。

また、これらのことから、そもそも本社オフィスに行く日には自分の作業カレンダーの中に作業の予定を出来る限り入れないようにもしています。それらのひとりで集中してやるべき作業は、自宅で仕事をしている日に集中してやればいいだけですから。

標準的な一日 - CASE 外出の日

クライアントとの打ち合わせなどの予定が入っている日もあります。ちなみに打ち合わせは出来る限り午後の14時過ぎくらいに入れるようにしています。これにも理由はあって、朝一で打ち合わせを入れてしまった場合、当日になにかのトラブルが発生してしまった時にあらかじめ相手に連絡することが難しいことなどがあります。特に月曜日の朝一に外出予定を入れてしまうことは出来る限り避けるようにしています。

外での予定が終わった後の過ごし方は、終わった時間によって異なります。

15時くらいの早めの時間に終わった場合は本社オフィスに行くことが多いですし、16時過ぎくらいに終わった場合は本社オフィスまで移動していると時間がかかってしまうので六本木のワークプレイスに移動して仕事をしていることもあります。

17時前後になった時は基本的に直帰扱いにしてしまって、そのまま街に繰り出すことが多いです。街に繰り出すと書いてしまうと・・・遊びに出ているようにも読めてしまいますが、実際には次に書く『仕事ってなんだろう?』のようなことをしています。

仕事ってなんだろう?

弊社のような業種で自分のような仕事の場合、仕事=デスクワーク、打ち合わせ・・・などを想像されるかと思います。しかし「デスクワーク(開発や制作含む)」や「クライアントとの打ち合わせ」ももちろん大切な仕事ですが、実際にはそれだけではありません。

例えば自分の場合、弊社で展開しているメディアミックス事業のアイデア探しや市場調査などのために書店やおもちゃ屋さん、雑貨屋さんなどをふらふら歩きながらアイデアのカケラを探していることもあります。

視野が目の前のデスクワークやクライアントだけに固まっていると、なかなか新しいアイデアを生み出すことがきません。クライアントに提示する様々なアイデアも、日常のデスクワークのフィールドだけにとどまっていると、おもしろいと感じていただけるものを提示することはなかなかできません。

実際、日常の仕事に行き詰まった場合や煮詰まった時、これらのフィールドワークで得た様々なアイデアのカケラたちに助けられることも少なくないのです。


今回までのこの連載記事で、弊社の働き方はかなり個人に委ねられていることを書いてきました。しかしその方法は常にうまくいくとは限りません。次回はその辺りの話を書いてみようと思っています。

それではまた次回の記事で。

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