経営における三要素とされるヒト、モノ、 カネ。今日はその最後のカネについて考えてみましょう。
もちろん手持ちの現金や預金口座の貯蓄高は資産であることに異論はありません。
しかしもし、あなたが目標なくなんとなく貯金をしているとしたら、それは資産運用として賢くない可能性があります。
目標なく、ただなんとなく貯金をしているだけであるなら、ぜひ積極的にヒトに投資してみましょう。
この場合の「ヒト」とはあなた自身のことではありません。もちろん、クラブのお姉さんのパトロンになることを指しているわけでもありません。この場合の「ヒト」とは、あなたの友人や知人、仕事でのパートナーなどの人たちのことを指しています。
例えば毎月5万円貯金をしているなら、そのうち1万円を交際費として使ってみましょう。もちろん貯蓄自体は将来のため、やりたいことが見つかった時に資金にするためなどに必要なことですが、急を要していないのであれば5万円中1万円を交際費に使っても、そんなに大きな問題にはなりません。
その交際費を使って、ぜひ休みの日に友人や知人と連れ立って外で食事をしてみましょう。
休日の1〜2時間くらいの時間と少しのお金の投資(食事代・交際費)で、周りの人とより深い信頼関係を築ける可能性があります。一緒に食事をするなどして過ごす時間は、メールやメッセージングサービス、SNSだけでのやりとりよりも何倍、何十倍も良好な人間関係を築くパワーを秘めています。
100万円の貯金より、何人かの信頼関係を築けた仲間がいる方が、実はいざという時にあなたを助けることにもなります。
また、仲の良い仲間と共に過ごす時間は、良き副作用としてあなた自身の抱えているストレスを緩和することにも役立ちます。
一番わかりやすいモノへの投資は書籍の購入です。もちろん購入するだけして全く読まなければ意味はありませんが、10冊くらい購入すれば最後までちゃんと読了する本が少なくとも1〜2冊程度はあるでしょう。
また、読みきらなかった本は「無駄買い」ともに違います。
ソクラテスの有名な言葉に「無知の知」がありますが、あなたは10冊買った本の中で8冊を読んで、それらの本は(少なくともその時点でのあなたには)興味深く読めるものではない、ということがわかるわけです。自分の興味を知ることにはもちろん大きな価値がありますが、そのまた逆、興味がないことを知る、確認することにも大きな意味があります。
適切な貯蓄はあなたの将来の保険になることでしょう。しかし必要な額を見積もった上で、期間的目標、金額的目標をあらかじめ計画しておいた方がいいかもしれません。そして、使えるお金は使った方が将来的に溜まった貯蓄を切り崩す以上に、将来に渡ってあなた自身のためになることが非常に多いのです。
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さあ、10年後の自分に向けて10Yearsを始めてみましょう。
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もし悲しい顔のアイコンが毎日続いていたら・・・生活を見直す時期なのかもしれませんよ!