あなたは仕事が終わって家に帰ると、すぐにビールをあけてソファに座ってテレビのニュースを見ていませんか?
もちろん、毎日のハードワークをこなす中でリラックスする時間は非常に重要です。しかし同時に、毎日がそれの連続であったら注意が必要かもしれません。
あなたの会社は社内研修などの制度が充実しているかもしれません。しかしそれだけであなたが周りから抜きん出た優れた仕事人、プロフェッショナルになれる可能性はほぼありません。
理由は非常に簡単なこと。それは社内研修制度による学習は、社内のメンバーがほぼ均等に享受しているという事実です。社内研修以外に学びの場を設けなければ、非常に運が良ければ平均程度の仕事人にはなれるかもしれません。しかしそれ以上を望むことは難しいでしょう。
平均とはできる人とできない人のほぼ中間値です。できる人は必ず学びや努力の場を社内研修や OJT とは別に設けていることを忘れてはいけません(もっとも本人が学んでいることに気づいていない人も多くいます)。
あなたが仕事において周りから抜きん出るための唯一の方法は、OJT などと耳障りの良い仕事の中でのトレーニングだけでなく、余暇の時間をどう過ごすかも密接に影響してきます。
そして余暇の時間を書斎で過ごすことを習慣にすることは、あなたの仕事人としてのスキルアップに大いに役立ってくれます。
あなたは自宅に書斎スペースはありますか?一人暮らしでワンルーム生活であっても、家族と一緒に暮らす賃貸マンションであっても、はたまた夢のマイホームであったとしても、もし書斎スペース自体がないのなら、まずは「空間」を作ることから始めましょう。
書斎スペース、空間を作ると言ってもそんなに身構える必要はありません。
書斎と言うと「立派な個室」をイメージする方も多いかもしれません。しかし最初は書き物や読み物をしたり、作業をするためのデスクと椅子があれば十分です。もし資金やスペースに余裕があれば本棚も用意するといいでしょう。
7畳ワンルームでの一人暮らしであっても、部屋の一角にデスクと椅子があるだけで立派な「書斎」となるのです。
デスクと椅子を用意した書斎で何をしますか?
正直に言うと、それに正解はありません。全てあなた次第です。
ただひとつ確実に言える重要なことがあるとすれば、書斎で一定の時間を過ごすことを習慣にすること自体が、あなたの仕事人としての成長の手助けになるであろうと言うこと。
リビングのソファーでテレビを無作為に見ているときと、書斎の椅子に座っている時、なんだか気分が全然違いませんか?
あなたは読書好きですか?もしあなたが読書好きならば、書斎の椅子に座って(できればオットマンなども用意できたら最高です)じっくりと本を読みふけってみましょう。
あなたは日記を書く習慣がありますか?もし日記を書いているのであれば、書斎のデスクに日記帳や手帳を広げて日記を書いてみましょう。
あなたは音楽鑑賞が好きですか?もし音楽鑑賞が趣味なら書斎のデスクにちょっと贅沢なスピーカーを用意してもいいかもしれません。
このように書斎を活用していると、自然とデスクに向かって椅子に座る習慣ができることでしょう。そしてそれは、ソファーに寝転んで陳腐な娯楽のためだけのテレビ鑑賞と違い、少しずつ生産的な習慣へと繋がっていきます。
また、ソファーに寝転ぶことはリラックスできる時間であったかもしれませんが、書斎の空間に慣れると、そんな過ごし方もまたリラックスできる時間のひとつとなっていきます。
仕事を終えて家に帰って寝るまでの数時間、すべてをソファーとテレビ鑑賞に捧げていた生活を、1時間でもいいので書斎で過ごしてみましょう。
ソファーでテレビ鑑賞に捧げている時間、ほとんどの場合あなたは考えることをしません。しかし書斎で読書したり、書き物をしたり、音楽鑑賞や他の趣味に没頭したり・・・「何かを考え」たり「何かを感じる」時間が少しずつ増えていくはずです。
そしてその「考える時間」や「感じる時間」、「思考を巡らせる」ことは、あなたやわたしの生涯における大きな財産となっていくのです。
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